中共のパンダ贈呈、台湾、受け入れ消極的
【大紀元日本1月11日】中共が台湾にパンダを贈呈することについて、陳水扁台湾総統は7日、パンダの贈呈は中共の台湾に対する統一工作であると批判した。また、謝長廷(シェ・チァン・ティン)台湾行政院長は9日、ワシントン条約を遵守するとし、「パンダは台湾に来る可能性は低い」と示した。
謝行政院長はメディアに対して、ワシントン条約に基づいてパンダを台湾に送る場合、輸出国および輸入国の双方が署名する証明書が必要であるとし、中共は2つの国ということは受け入れないであろうし、台湾もそれには妥協しないと示した。また、多くの環境保護団体および動物愛護団体から、パンダは台湾の気候環境に適するか否かの質疑があったと述べた。
実際、台湾の動物保護団体は、世界各地からの動物がおりに閉じ込められる行為は、すでに虐待行為であるとし、生息地での保護を呼びかけ、パンダの受け入れに反対した。
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