北朝鮮金総書記、広州の後、深セン経済特区視察か

【大紀元日本1月14日】1月13日、中国訪問中の北朝鮮金正日総書記が滞在しているとされる広州白天鵝ホテル(ホワイトスワン・ホテル)付近は厳しい警備が強化された。広州訪問後、金総書記は広東省深セン経済特区を視察する予定と見られる。

香港消息筋によれば、金正日総書記は13日、同ホテルを出発し広州中山大学へ向かった。経由する高速道路なども一時通行止めされ、登録されていない車はすべて進入禁止された。また、当日の夜は金総書記一行が遊覧船に乗り、夜景を楽しむ様子が目撃されたという。

白天鵝ホテル側によれば、10日から15日同ホテルは一切の顧客の受け入れをしないことになっているという。また、これまで予約済みの一般客も他のホテルへ移された。

金総書記は14日、広東省深セン経済特区を視察する予定と見られる。

金総書記は、中国の改革・開放政策の成功例である広東省への訪問は、経済改革の参考にする目的があるとみられる。

白鵝天ホテル付近の警官および私服警官(Getty Images)

白鵝天ホテル前の厳重な警備(Getty Images)

白鵝天ホテル前の厳重な警備(Getty Images)

白鵝天ホテル(Getty Images)

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