法輪功、「同一首歌」を主催したCCTVを提訴

【大紀元日本1月24日】強制労働収容所で洗脳に使われる歌「同一首歌」(同じ唄)を海外の歌謡祭で上演させたことで、国際司法協会世界人権組織(米国)人権法律機構は1月20日、米国ニューヨーク南区裁判所で、同歌を製作した中国中央テレビ局(CCTV)を提訴した。罪名は不法監禁・洗脳などの行為への煽動・補助である。新唐人テレビ局が伝えた。

原告側の代理人弁護士テリー・マーシュ氏によると、原告は5人の法輪功学習者であるという。さらに、今回の民事訴訟の対象はCCTVであり、中には5人の共犯者が含まれている。24日(米国時間23日)に「同一首歌」がニューヨークで引き続き上演されることになれば、スタッフらも、中国の法輪功学習者に対する迫害に加担した疑いで、責任を追及されると示唆した。

同歌謡祭の主催者二人は、中共に利用された政治的迫害と強制的な洗脳の道具という罪名で提訴されたほか、不法な移民、マネー・ロンダリングなどの問題も暴露されており、米国の連邦捜査局(FBI)とその関連部門も注目し、調査を進めている。

関連記事
 【大紀元日本1月25日】米連邦ニューヨーク南区裁判所は1月23日、中国の強制労働収容所で法輪功学習者に対する洗脳に使われる「同一首歌」をニューヨークで公演させ、当局による法輪功学習者に対する不法監禁
 【大紀元日本1月23日】中共の政府メディア・中央電視台(CCTV)は2006年1月23日から中国の新春歌番組をニューヨーク、ロサンゼルスで公演するが、その主題歌「同一首歌」は中国の刑務所で法輪功学習
 【大紀元日本1月19日】海外で新星の如く突然現れた新唐人テレビ局が主催する「全世界華人新年特別公演」の台北公演が無事に幕を下ろした。会場の外では生中継も行われ、会場に入れなかった観衆でも特別公演の雰
 【大紀元日本1月15日】中国中央テレビ(CCTV)の歌謡番組「同一首歌」の日本公演として「第2回日中友好歌謡祭」が昨年10月東京で開催され、今月17日NHK-BS2で放送予定。この歌謡番組の主題歌「