中国とロシア、イランの核問題を国連安保理への提出に同意

【大紀元日本2月1日】イギリスのストロー外相は、EUと米国はロシアと中国両国と協議を達成し、イラン核問題を国連安全保障理事会に提出することを同意したと公表した。BBCが報じた。

1月30日夕方にストロー外相はこの発言をした。それまで国連安保理の常任理事国5カ国はロンドンで会合を開き、ドイツも参加した。

しかし、英国や、フランス、ドイツの3カ国は1月30日、ロンドンでイラン代表と一日の会談を交わしたが、まったく進展が得られなかったという。

国際原子力機関(IAEA)は、2月2日に緊急会議を開き、イランの核問題を討論する予定。その会議で国際社会はIAEAに対し、イランの核問題を国連安保理に提出するよう求める見込み。

この問題は一旦安保理に提出されると、イランは制裁を受ける可能性がある。

一方ロンドンでの会議終了後に発表された各国の共同声明では、「3月に開催されるIAEAの会議で結果を出すまでに、国連安保理はイランに対し、行動を起こすべきではない」と示している。

ブッシュ大統領は1月31日に今年の一般教書演説を行い、イラクなどでのテロとの戦いの継続、そして、イランや北朝鮮など5つの国を名指しして、「これらの国々も自由が求められている」と、政治体制の変革を求めた。

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