ブッシュ大統領、一般教書演説、自由民主拡大を強調
【大紀元日本2月2日】米ブッシュ大統領は1月31日夜、米議会の上下両院合同議会で、2006年内政および外交の基本方針を示す一般教書演説を行った。ブッシュ大統領は、米国が引き続き国際社会をリードし、自由民主の拡大を軸にして、反テロを継続することを表明した。
大統領は、1945年には世界で24カ国の民主国家しかなかったが、現在では122カ国まで拡大したとし、2006年では、地球上の半数以上の人々が自由国家に生活していると示した。そして、民主化が進んでいない国はシリア、ミャンマー、ジンバブエ、北朝鮮およびイランを上げた。
大統領は、イスラム教過激派が今日の自由・民主に対する主要反対勢力であると示した。大統領は2001年911テロ攻撃の例をあげ、数千キロメートルを離れている独裁政権が、米国本土にまでにきて謀殺および破壊をしたとし、全世界で自由・民主を推進し拡大することは一刻の猶予も許されないと強調した。
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