日中両国の外務次官会談、日本で10日開催

【大紀元日本2月6日】日中両国の外務次官による会談が今月10日に日本で開催することが予定されている。

今回の会談は日中両国外務次官による不定期な総合政策対話で、前回の会談は昨年十月に行われた。小泉首相が昨秋に靖国参拝した後、はじめての高官レベルの事務会談で、東京以外で開催する予定だという。日本側は谷内正太郎外務事務次官、中国側は副外長・戴秉国氏とアジア局長・胡正躍氏が参加する。会談日程は10日と11日の2日間。

外務省はまだ会談に関する詳細情報を公開していないだが、情報筋によると、冷え込んでいる両国の政治関係を打破するための議論が中心となるという。靖国神社問題や中国脅威論、日本領事館員の自殺問題、東シナ界の油田開発問題などの一連の問題が、両国の間で論争されているため、会談で言及されるかどうか、どの方面で両国関係が改善するなどが注目されている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。