中国広東省、外国人不法滞在者一万人に

【大紀元日本2月7日】中国当局の資料によると、中国広東省内に現在、約1万人の外国人が不法に滞在しているという。2004年に親族訪問、観光、投資、ビジネスのために広東省を訪れた外国人は延べ1200万人に達した。これらの外国人は多額な経済効果をもたらしたと同時に、外国人犯罪が広東省の治安を脅かしていることから、警察当局はこのほど、取り締まりを強化し始めた。

2004年一年間に、摘発された不法入国、不法滞在不法就労者の数は8千人に上り、前年より600人増加した。摘発された外国人の出身地域は、東南アジア、南アジア、アフリカが最も多いという。

これらの外国人の一部は、観光ビザで入国し、香港人の家庭にメイドとして働くために職業訓練所に通っている。中国の国内法では、観光ビザの所有者は職業訓練を受けることはできない。さらに、英語教室の講師にも外国人の不法就労者がいるという。

このほか、広東省内のエスニック・レストランも外国人が不法就労する格好の場所となっている。たとえば、インド料理のレストランでは、料理人が本場のインド人であることをアピールしたいためだけに、料理の経験がなくてもあえて雇っている。実際には、中国人が料理指導しているようだ。

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