ヤマハ発動機、不正輸出疑惑、梶川社長が陳謝
【大紀元日本2月8日】ヤマハ発動機の梶川社長は2月7日、東京都内で開かれた決算発表会見で、無許可で無人ヘリコプターを中国へ輸出する違法行為について陳謝した。
梶川社長は「世間をお騒がせし、関係者にご心配やご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げたい。」と述べた。梶川社長は、警察側の捜査に全面的に協力し、社内で事実解明に努めたいと示した。ヤマハ発動機は強制捜査されて以来、今回が初めての陳謝となった。
本社が静岡県磐田市にあるヤマハ発動機は1月23日、中国「北京必威易創基科技社」向け、農薬散布用の無人ヘリコプターを無許可にて販売し、為替法違反の疑いで静岡、福岡両県警に強制捜査された。経済産業省は同日、警察側に対して、同製品は輸出許可の申請をしておらず、中国に軍事用途に転用される可能性があると警告した。
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