亡命した中国民主活動家、台湾で国民党への加入を申請

【大紀元日本2月21日】情報筋によると、中共政権に8年の懲役を科せられた中国民主活動家・陳栄利氏は21日、台湾の国民党本部に、入党を申請する予定。馬英九・国民党党首が「大陸の人々の国民党加入を排斥しない」と発言したことを受けたもので、陳氏は「馬英九党首の発言が実現できれば、初日に10万人を超える大陸の人が申し込むはずだ」と言う。

陳栄利氏(37)は、中国江蘇省塩城市の出身。1995年「中国民主党」の設立に参加したため、中共政権に8年の懲役を科せられた。2003年に出獄、2004年1月アモイから台湾領の金門に亡命し、台湾政府に政治庇護を要請した。しかし、台湾政府は彼に居住許可を与えず、刑務所に1年間投獄された。現在、陳氏は東呉大学の人権研究センターに在職している。

陳氏は、中国民主党の創建主旨は「三民主義を基に、中共の専制統治を倒す」と説明し、自身は、国民党の創設者・孫中山先生と三民主義の追随者であると語った。

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