中国で臓器移植 2年間で日本人7人が死亡

【大紀元日本3月1日】日本政府は、ここ2年間で、中国で臓器移植手術を受けた日本人7人が死亡したと発表した。26日に発表された報告によると、日本人7人の年齢は30~50歳で、2004年から今年2月の間に上海、瀋陽、山西で手術後に死亡した。

厚生労働省の研究班は、7人の臓器移植による死亡事故を個別に検証し、来月末に報告書を提出する予定。

また、共同通信社2005年12月31日付報道によると、2004年1月から2005年12月の間に、瀋陽、上海、北京3箇所の病院で108人の日本人が手術を受けていた事が明らかとなっている。

中国死刑囚の臓器を移植

中国での臓器移植は日増しに進歩しているが、多くの臓器は死刑囚からの提供であることから、倫理的な問題が指摘されている。

中国遼寧省瀋陽市で臓器移植手術を請け負う「中国国際器官移植支援センター」のデータよると、2004年1月~2005年12月の間に、移植された臓器のほとんどは死刑執行された人物のものであることわかった。

中国社会の法体制は西洋社会に比べて整っておらず、中国刑務所に収監されている人の中には冤罪や政治犯が多い。刑務所内では看守による虐待で死亡するケースも少なくない。死刑囚の家族は死刑執行に使用する銃弾費を請求され、体の臓器は売買されているといわれている。

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