米誌:推薦クルマランキング、日本車がトップ

【大紀元日本3月10日】米国の消費者動向に大きな影響をもたらす「コンシューマー・レポート」誌はこのほど、2006年に選ばれた最も信頼性の高い自動車ランキングを発表した。上位10位の内、米のフォード社以外は全部日本車である。また、2006年「お勧め」クルマの上位ランキングはすべて日本車。VOAが伝えた。

同誌によると、ベストテン入りした日本車の中ではレクサスがトップを占め、フォードのマーキュリーが昨年の16位から今年の8位に上昇、唯一の米国車である。

しかし、日産のインフィニティは8位から28位へと急落し、新車のカテゴリーで、インフィニティQX45がもっとも信頼性のないクルマという結果となった。また、多機能と称されるアウトドア型車のカテゴリーでは、ポルシェのカイエンが総合評価で最も信頼されないクルマという結果に。

多機能と称されるアウトドア型車のカイエン(AFP/Getty Images)

ここ数年の調査によると、自動車の性能の信頼性は今までと比べて、その向上のスピードが落ちている傾向があるという。日本車は現段階では、まだ優位に立っているが、米国車は日本車に追いついてきているという。

9年間にわたって行なわれた同調査は、今年はすでに100万通以上のアンケートを回収した。消費者に、過去12ヶ月において、自動車に対して感じた問題点を出してもらったという。今回は、1998年より2005年まで生産されたクルマが調査の対象となっている。

全部で10のカテゴリーのトップを示したホンダ車、シビック、アコード、アキュラーTL、オデッセイは米国内で生産され、リッジラインは米国のデザインで、生産はカナダである。同誌によると、ホンダ・シビックはロードテスト、燃費、乗り心地、安全性、クラッシュテストにおいて優れている。

その他の「お勧め」クルマは、トヨタのハイランダー(ミッドサイズSUV)、プリウス(3年連続トップ10位入りのミッド・セダン)、スバルのインプレザWRX/STi、フォーレスター(スモールSUV、運転し易い)である。

同誌が推薦する上位10のクルマは、少なくとも総合的な信頼性があり、消費者の評価結果および米国政府、米国道路安全保険協会のクラッシュテスト結果によって選出されるという。

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