パリ:ディズニーランドで死んだ白鳥、鳥インフルエンザ感染か

【大紀元日本3月12日】鳥インフルエンザが欧州各地で蔓延する中、フランスの労働組合はこのほど、パリのディズニーランドが顧客離れを心配するため、園内で白鳥が死亡したとの情報を隠蔽していると暴露した。

 フランスの二大労働組合が、「このほどパリのディズニーランドの冒険テーマの楽園で、従業員が死亡した白鳥を発見した、しかし、企業側はこのことを公開すると観光客が激減するのではと恐れ、事実を隠蔽した」と公表した。

 現時点において、死亡した白鳥は鳥インフルエンザウィルスに感染したかどうかを、確認できていないという。フランスの各メディアはこのことを重要ニュースとして報道している。

 一方、ディズニーランド側は、事実関係を強く否定している。同社のスポークスマンは、園内で近日スズメと鳩それぞれ一羽が死亡したが、自然死であり鳥インフルエンザと関係がないと説明し、労働組合が白鳥の死亡説を流す目的は、故意に恐慌を引き起こし、進行中の労使交渉を有利に進めるためであると反論した。

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