北朝鮮の学校:金正日総書記の肖像のみを飾る

【大紀元日本3月13日】北朝鮮の学校教室では、金日成前総書記および金正日総書記親子の肖像を同時に飾ることが絶対的原則であるとされている。しかし、最近北朝鮮のテレビ局で、ある専門学校の教室に金総書記のみの肖像が飾られている映像が放映された。

韓国の「聯合通信社」によると、北朝鮮中央テレビ局は10日夜8時の番組で、万景台機械専門学校青年同盟委員会が、実施している思想教育の授業を紹介し、教室の前方の壁に金総書記のみの肖像が飾られていのが映された。メディアによると金総書記のみの肖像を飾った映像は、今回が初めて。

情報筋によると、北朝鮮では、室内に金総書記親子の肖像を同時に飾ることが絶対的原則とされており、特に前金総書記の故郷である「万景台」を名前までにした学校の教室に、現職の金総書記の肖像のみを飾ることは、実に不思議であると報告。

また、1年ほどまえに、北朝鮮から韓国へ逃亡した者によると、「北朝鮮は特殊な体制であることから、中央指導層からの指示がなければ、このようなことは起こりえない」と強調した。

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