チベット亡命政府、「中共との対話に進展がある」
【大紀元日本3月16日】インドにあるチベット亡命政府の関係者は、米国議会の中国事務委員会に、亡命政府が中共政権と頻繁に安定した対話を交わせることを歓迎していると伝えた。しかし、チベット独立運動のある指導者は、中共政権が亡命政府と対話を継続しているのは、国際社会の非難を避けるための見せかけのものだと指摘した。
VOAの報道によると、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ法王と亡命政府駐米国の代表タシ・ワンディ氏(Tashi Wangdi)は13日、米国議会の中国事務委員会に対し、このほど亡命政府の特使と中共政権が率直に意見を交わし、対話が持続かつ頻繁に行われることに、歓迎の姿勢を示した。
タシ・ワンディ氏は、「2人のチベット高官が中共から得た返答からみれば、対話がある程度進展したと受け止めている。すなわち、直接対話が再開され、我々はダライラマ法王の立場を説明することを試みている。これは歓迎すべき発展だ」と述べた。
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