中共政権、4月から新消費税を始動

【大紀元日本3月25日】 新華社の報道によると、4月1日から、中共財政部と税務総局は、現行の消費税率を調整するという。1994年の税制改革以来の最大規模の改定だという。

今回の消費税率調整の対象は主に贅沢品と環境保護に不利な品目に限定し、例えば、ゴルフ用品や高級腕時計、モーターボート、使い捨ての木製の箸、天然木材のフローリングなどである。

さらに自動車の排気量に沿って消費税率を調整した。1000ccから1500ccの自動車は、税率を2%下げ、1500ccから2000ccは現状維持で、2000cc以上になると税率が高くなり、最高20%に達する。財政部によれば、小型車の生産と使用を促進するのが目論見だという。

一方、環境保護と木材資源を節約するため、新しい政策では、天然木材のフローリングと使い捨ての木製の箸には、5%の消費税を徴収する。

ゴルフ用品とモーターボートは贅沢消費として、調整後の税制政策では、10%の消費税を徴収し、高級腕時計の消費税率は20%に達する。

また、油や白酒、コンパクトカー、バイク、タイヤなどの税率も調整された。

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