米フロリダ州シンポジウム:中共の台湾侵攻はあり得るのか
【大紀元日本3月31日】フロリダ州マイアミ市のペンブロク・パインズで「2006年海外華人新構想」シンポジウムが3月4日、開催された。「共産党は台湾を攻撃するのか」「攻撃するとしたら、可能性としていつごろか」など一般参加の聴衆からの質問に、講演者がそれぞれ発言、中共の台湾侵攻の可能性と時期について独自の見解を示した。
パネリストの聶森氏=米カトリック大学教授=は、中国の民主化推進が両岸の紛争を回避する要点と主張し、「過去30年間、真の民主国家間に戦争勃発はなかった。民主国家間では紛争は起こりえ得ない。紛争がある国は、当事国のうち必ず一方が専制独裁政権である」と語った。
パネリストの楊明倫教授は、中共の台湾侵攻はいつかという問題より、台湾側の防衛力を整備する方が重要であり、海外からハイテク兵器を購入し、必要な防衛力を配備すれば、いつでも迎撃が可能であると述べた。さらに、楊教授は数年前に米国が売却した潜水艦が国内反対派により差し止めになった例を挙げ、購入した兵器は必ず台湾軍に編入されなければならないと主張した。
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