広東省汕尾市:村民射殺の現場に追悼会、政府当局は厳重に警戒

【大紀元日本4月8日】広東省汕尾市政府当局が住民を射殺した事件は、昨年の12月6日に発生してから4ヶ月を経た。汕尾市東洲村の約2000人の村民は4月3日、事件発生現場で射殺された親族のための追悼会を開いた。政府当局は公安、警察護衛部隊、政府職員ら200人強を現場へ出動させ警備を強化した。

彼岸は中国人にとって、故人の冥福を祈る重要な行事である。東洲村の村民は、追悼日のために10日間にわたり準備をしたという。親族らは現場で犠牲者を追悼すると同時に政府当局の良知を覚醒させ、監禁されている村民を解放し、いまだに行方不明になっている村民を探し出してもらうように望んだという。

しかし、汕尾市および紅海湾政府当局は、追悼会に十数人の記者が現場取材するという情報を入手したため、前日の夜から当日の午前中までに相次いで緊急会議を開き、交通を閉鎖させ、重要道路にて検閲所を設け、記者の進入を遮るように警戒を強めた。

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