欧州連合(EU)、ベラルーシ大統領らの入国禁止を決定

【大紀元日本4月12日】欧州連合(EU)の25加盟国外相理事会は10日、ルクセンブルクで2日間にわたる会議で、本年3月の大統領選での不正工作疑惑と野党への締め付けなどの強権体質が非難されているのを受けて、ベラルーシのルカシェンコ大統領およびその他30人の高官の欧州連合加盟国25カ国への入国禁止の制裁処置を決定した。

情報筋によると、入国禁止に指名されたリストに、ベラルーシの国会議員、部長、テレビ・ラジオなどの広報職員、裁判官および労働組合の指導者が含まれているという。

外相理事会は、ベラルーシ政府を「欧州最後の独裁国家」と指弾し、同政府の大統領選挙期間において、民主的且つ公正な原則を遵守せず不正工作を行った疑惑や野党候補者の支持者を監禁するなどへの制裁処置として同決定を下したという。

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