子どもから大人まで、中共政権の人命軽視政策の犠牲者

【大紀元日本4月17日】広東省佛山のレストランで人間の乳児や胎児をダシに使ったスープが販売されていたことが明るみに出た。ダシに使われているのはほとんどが女児であることから、これは「一人っ子政策」の弊害であると考えられている。この弊害をもたらした「一人っ子政策」、そしてこのようなスープを販売するレストランの経営者や、そのスープを食べに来る客たちに人命軽視という人間性の堕落をもたらした中国共産党の思想教育に非難の声が挙がっている。

・一人っ子政策の犠牲者

三年前、広東省佛山のあるレストランが「赤ちゃんスープ」というメニューを出していた。これは赤ちゃん向けのスープではなく、乳児や胎児を煮て作ったスープである。値段は一杯3500元から4000元。調理されているのはほとんど女児である。農村部では昔から男児の方が好まれる傾向が強く、さらに「子は一人まで」とする産児制限が実施されたため、生まれた子が女児と分かると、貧しさや男児欲しさからその子を売ったり、捨てたりしてしまう人たちが後を絶たない。こうした乳児や胎児は中共政権の政策の犠牲者であると言える。

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