ローマ法王、就任後初の復活祭、平和を呼びかける

【大紀元日本4月18日】ローマ法王ベネティクト16世は16日、就任後初の復活祭のミサで、イランの核兵器危機および世界的範囲で発生している衝突、そして貧困に対する憂慮を示したメッセージを発表した。

ベネティクト16世は、79歳の誕生日と重なった今年の復活祭で、イラン核兵器問題に対して、「厳粛かつ誠実」の対話で「平和的な解決方法を探るよう」呼びかけた。また、スーダンのダルフール地方の緊迫した情勢を緩和させ、アフリカ大陸内での衝突および弾圧を終結させ、パレスチナの人々にとって真の国家を建設し、ラテンアメリカの「数百万の民衆」の生活条件を改善するよう呼び掛けた。

一方、イラクでは、キリスト教信者らは危険を犯し、バグダッド各地の教会で復活祭を祝ったという。また、アフガニスタンでは、数十人の地下アフガニスタンのキリスト教信者が秘密に集会した。アフガスタン人ラマン氏は先月、キリスト教に信仰したため、死刑を言い渡されたという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。