米大統領報道官マクレラン氏が辞任、後任は未定

【大紀元日本4月21日】ブッシュ大統領は19日に、同政権のスポークスマンであるスコット・マクレラン報道官(38)の辞任を発表した。

2003年7月よりホワイトハウスの報道官に就任したマクレラン氏は、毎日の定例記者会見での強硬な仕事ぶりで多くの人々に強い印象を与えた。後任が決まるまでにマクレラン氏は、報道官を務め続けることになる。

ブッシュ大統領は、マクレラン氏は報道官として国家に尽力したことに感謝し、同氏は、すべての仕事を誠実にしっかりと処理していると高く評価した。ブッシュ大統領は「彼の後任を見つけるのは難しい。しかし、彼が決断した以上、私はそれを受け入れるしかない」と語った。

一方、マクレラン氏は、挨拶の中で、「ブッシュ大統領の報道官として務めたことは、非常に名誉である」とブッシュ大統領に謝意を述べ、「ホワイトハウスは現在、過度期であり、人事異動は有益になると考える。私は全力を尽くした」と語った。

ブッシュ大統領は4月14日に、前ホワイトハウス行政管理予算局(OMB)ジョシャ・ボルトン局長をホワイトハウスの補佐官に任命した。ボルトン氏は就任直後に、ホワイトハウスの内閣改編を行うとみられる。情報筋によると、ブッシュ大統領の頭脳と言われているホワイトハウス次席補佐官カール・ローブ氏は現在のポストを離れるとし、後任はボルトンの前助手であるホワイトハウス行政管理予算局のジョー・カプラン副局長になるとみられる。

そして、すでに18日にブッシュ大統領に任命された前米国貿易代表ポートマン氏がボルトン氏の後任として、ホワイトハウス行政管理予算局の局長ポストに就く。

中央社によると、マクレラン氏の後任について、前ペンタゴン報道官ヴィクトリア・クラーク女史が有力候補とみられる。また、ホワイトハウスと密接な関係を持つフォックス・ニュースの司会者トニー・スノー氏および前ブッシュ大統領の講演原稿作成者ダン・シーナー氏も候補者として上げられているという。

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