海外渡航臓器移植問題で国際倫理問題委員会を新設
【大紀元日本4月23日】厚生労働省は最近公表した日本人海外渡航臓器移植に関する調査結果によると、現在まで、少なくとも500人以上が海外で臓器移植を受けている。なかでも心臓移植は米国で受けた人が最も多く、腎臓移植は中国で受けた人が最も多い。
厚生労働省の委託を受け臓器移植問題を担当している主任研究員の小林英司氏の調査チームが公表した調査結果では、1997年に臓器移植法が実施されてから、海外に行って臓器移植を受けた患者は、日に日に増加しており、現在まですでに522人に上っている。
一方、臓器移植法が実施されてから、日本国内で臓器移植を受けた患者は、今年の3月までに心臓移植者は33人、肝臓移植者は31人、腎臓移植者は51人だった。
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