平壌当局、米軍機の領空進入増加を指摘

【大紀元日本5月1日】北朝鮮メディア「朝鮮日報」によると、4月に開催された平壌南北会談の期間中、米軍機による北朝鮮領空内の進入が大幅増加、U-2ドラゴン・レディなどの米軍偵察機が、4月中だけで北朝鮮領空内で偵察活動を146回実施、1日に少なくとも5回の任務活動があったという。

平壌当局は、これを米国による戦争準備と指摘、米国の毎月の空中偵察活動を報道、3月は180回と報じた。米軍当局は、北朝鮮侵攻を否定しているものの、北朝鮮は核問題をも含め関係諸国との摩擦が絶えない。

昨年9月の「6者協議」では、北朝鮮は核放棄に同意、交換条件に経済支援と安全保障を提示したが、昨年11月に米国がマネーロンダリングに由来する経済制裁に踏み切ったことから、北朝鮮は反発、協議不参加を表明していた。

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