法輪功、人権訴訟規模、世界一位に
【大紀元日本5月4日】米国の「国際司法正義協会」(INTERNATIONAL ADVOCATES FOR JUSTICE)が1日、中国で迫害されている気功団体法輪功が迫害に関して起こした国際人権訴訟について、統計報告を発表した。同発表によると、法輪功団体は、2001年から5年にわたって、世界範囲で中共の前リーダー江沢民、法輪功迫害組織「610」の責任者羅幹及び法輪功迫害に参与した中共の上層部幹部に対して訴訟を起した。訴訟範囲は世界33カ国、件数は54件、その規模は21世紀初期において世界で一位であるという。
同協会の調査統計には、2001年から今年4月までに、法輪功学習者は全世界の五つの洲における33カ国で、江沢民、羅幹、及び30人の現役または元の中共上層部の幹部、そして九件の中国大使館及び領事館の誹謗中傷案件を含めるほか、法輪功学習者は、国連人権委員会及び拷問委員会、国際刑事裁判所、欧州人権裁判所などの国際主要な司法機関に調査の要求及び告訴の申し立ても入っている。しかし、法輪功学習者が申し立てた海外の中国語系のメディアに対しての中傷誹謗の案件は含まれていない。
統計によると、江沢民個人への訴訟ケースは、今年4月までに、16カ国にあった。この中に、米州では、米国、カナダ、チリ、ボリビアとペルーが、欧州では、ギリシャ、ドイツ、オランダ、スペインとスウェーデンが、アジア太平洋地域では、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾と日本が含まれている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。