WHO報告「10年以内に中国人8000万人が慢性病で死亡」

【大紀元日本5月12日】世界保健機構(WHO)は北京で9日、もし適切な措置を採らない場合、これから10年以内に全世界で3億3800万人が慢性病死亡すると予測、その内8000万人は中国で発病、心臓病、中風、糖尿病などの対策で医療費5500億米ドルの経済的損失を被るという。

WHOの「慢性病全世界報告」によると、現在慢性病は全世界の人々の生命と健康に深刻な脅威を及ぼしており、2005年においては全世界で3500万人が慢性病で死亡、その内80%は人口が密集する中低収入の国家で発病した。慢性病に対する妥当な措置は、全世界公共衛生関係者の当座の急務になっているという。

中国衛生部疾病控制局副局長・孔霊芝氏によると、慢性病は既に中国都市部の主要死亡原因になっており、都市部と農村部の慢性病による死亡比率は、それぞれ85.3%と79.5%であるという。衛生部の数字によると、中国では現在喫煙者3億5000万人がおり、高血圧症患者1億6000万人、更に肥満が3億人近くいるという。不規則な食生活、運動不足及び喫煙が慢性病を誘発する三大危険要素。

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