中共政権、さらにカトリック主教任命、バチカンとの関係悪化

【大紀元日本5月17日】中国カトリック教「愛国協会」と中共政権宗教局は、ローマ教皇の承認を得ず、さらにもう1人の主教を任命した。バチカンと中共政権の緊張関係はさらに悪化する見込み。

4月30日および5月3日に、中共政権は主教2人を任命したが、バチカンのスポークスマンは「宗教自由を厳重に侵害した」と譴責し、カトリック教教会法規に則り、祝典礼拝を司った者および任命された者を、ローマ教皇庁から破門する」と発表した。

また、ブッシュ大統領は5月11日、中国家庭教会(地下教会とも称する、中共に弾圧されているカトリック教組織)の信者3人と面会し、中共による宗教自由の侵害問題に引き続き強い関心を示していくと表明。これにより、中共は、帰国後に厳重なる結果をもたらすと3人を脅迫し、予定されていた香港訪問を取り消した。

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