リーボック人権基金、4人を新たに表彰
【大紀元日本5月21日】スポーツ用品メーカーが設立した「リーボック人権基金」がこのほど、エイズから風俗防止まで異なった分野で活躍した30歳以下の人権活動家4人を新たに表彰した。人権活動家の出身地はそれぞれ、中国、ジンバブエ、カシミール、米国だという。
VOAによると、ジンバブエの法科学生、オットー・サキ氏(24)は、ジンバブエ武装警察が抗議運動中の学生を射殺した後、不買同盟を組織、政府から強制退去処分を受けている難民キャンプで活動を続けた。オットー氏によると、現地難民キャンプでは、食料が不足し、子供たちは就学できず、状況は複雑で支援は困難だという。
カシミールの大学生、クーラム・パレズ氏は、2004年にカシミール地方での地雷処理中に片足を失った。パレズ氏は、13才当時、警察当局により抗議運動中の父親を失った。在学中のパレズ氏は、「学生援護会」を立ち上げ、カシミール紛争の平和的解決を奨励し始め、現在人道支援団体多数と協力し、人権弾圧を監視、被災家族に法的な支援をしている。
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