台湾衛生署:訪日旅行者に、はしかの予防接種呼びかけ

【大紀元日本5月23日】台湾衛生署疾病管制センターは21日、日本へ出発する旅行者に対して、4月から5月にかけて、茨城県、千葉県の小中学校ではしかの集中感染が発生したことから、特に日本関東地区へ出発する旅行者に出発前の予防接種を呼びかけた。また、台湾に帰国後、発熱や発疹が出た場合、医師の治療を受ける際、日本国立感染症研究所が発表した疫病情報に従い、旅行疾病管理局に報告することを呼びかけた。

茨城県では5月上旬までに、小学校1校、中高学校一校ではしかが集団発生し、感染者47人。その他の地区は、感染者は64人に達し、13人が入院し、感染とみられる者を含めて計84人となった。また、千葉県の高校1校で24人の学生が集団感染した。日本では2000年以降、初めての集団感染。

中央社によると、台湾の疾病管制センターは今年に入ってから、台湾で報告されたはしかの発病件数は10件。2001年以降の資料によると、報告された発病件数216件の内、70件が確定されたという。また、確定された発病患者は1歳未満が最多の16件で、1歳~9歳は9件、海外からの患者は17件があったし、それぞれは、中国、フィリピン、日本、ドイツおよびタイという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。