米国議会、決議案を通過、中共の宗教迫害などを譴責

【大紀元日本5月27日】米議会下院国際関係委員会は5月25日、中国関連の決議案を3件通過した。中共による宗教迫害の激化を譴責し、中共政権がバチカンの承認を得ず勝手にカトリック教司教を任命することを非難、「天安門大虐殺」17周年の記念などの内容が含まれている。

米国VOAの報道によると、これらの決議案は、さらに下院で審議を受けるが、争議はあまりないと予想されていることから通過の可能性は高いという。

共和党議員タデウス・マックコーター(Thaddeus McCotter)氏が提出した下院608号共同決議案には、「中国憲法が宗教自由を容認しているのだが、中共政権がこの自由を完全に無視している。カトリック教家庭教会(地下教会)の指導者を含め多くの宗教リーダーが、違法監禁や、虐待を受けている。そのほかにも中共政権は、残虐の手段で法輪功を取り締まり、多くのメンバーが違法監禁や、拷問を受けている」と書き記し、議会に対し、このような中共の宗教迫害の行為を譴責し、監禁されている宗教関係者の釈放を促すよう要求した。

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