香港警察当局、大陸公安に入境審査の厳正化を要求

【大紀元日本6月4日】香港警察当局の警務処処長・_deng_竟成氏は2日、中国大陸からの観光客の中に搾取・窃盗事件が増加していることに鑑み、大陸公安当局に観光客の審査を厳正にし、前科者が入境しないよう求めた。

中央社によると、_deng_処長は香港テレビのインタビューを受け、香港警察当局はこれまでの案件を分析、大陸観光客に関係する行政区域内での略取案件が増加趨勢にあると予測した。同処長によると、香港警察当局は既に関連案件の手口を分析し割り出しており、所轄各署の提出した状況証拠などから、前線の警察官には挙動不審者に特に注意し、老人の多い地域や新移民地区には警らを強化するよう指示を出したという。

_deng_処長は「大陸観光客の犯罪を防止するには、香港警察当局と大陸公安との連携が重要で、大陸当局には特に前科者には留意し、入境審査時には許可証発行をより厳正にしてもらいたい」と述べた。

香港警察当局の数字によると、2006年1月から4月までの香港行政区域内の犯罪件数は、昨年同時期に比較し3.5%増加、重大犯罪は増加しなかったものの、該当での略取、車上荒らしは、それぞれ10%から30%増加した。

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