「天安門大虐殺」の17周忌、世界各地で追悼イベント

【大紀元日本6月4日】17年前の1989年5月、北京を中心に、中国各地で大学生は政治の改革や、官僚腐敗の厳罰などを訴え、民主運動を起した。中共政権は戦車や大量の軍人を北京市内に調達し、6月3日夜から4日の朝方にかけて、天安門広場周辺で抗議活動をしている大学生への武装弾圧を始まった。戦車が青年たちの体を踏み潰し、機関銃を持つ兵士は学生や市民に向けて乱射し、大勢の人々がこの武装弾圧で殺された。この事件は後に世界を震撼させた「天安門事件」(国内では「六・四事件」と称する)である。本年6月4日は17周忌にあたり、例年同様に世界各地で追悼活動などが行われ、海外に脱出した当時の学生リーダーたちも、引き続き中国の民主実現のために、尽力すると表明した。

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