「中央アジア+日本」外相会合、中露けん制への関係強化
【大紀元日本6月6日】麻生外相は5日東京で、中央アジアのカザフ、キルギス、タジク、ウズベク四カ国の外相と、「日本と中央アジアの外相会談」の第2回外相会合を行い、この地域の国々とは初めてとなる行動計画に署名した。中央アジア諸国との関係を強化し、中共政権とロシアがこれらの国家に急接近する動きをけん制するためとみられる。
今回の外相会合で、双方は協力や交流などの問題について意見交換し、テロや、麻薬対策、エネルギー分野での地域協力や日本の支援策について論議を交わし、日本が協力する行動計画に署名し、外相級対話を定期的に行う内容が盛り込まれ、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについて、中央アジア各国が支持する意向も確認された。
カザフの外務次長や、アフガニスタンの外相も会合にゲスト招待され、中立外交を保持するトルクメンは参加しなかった。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。