対中円借款、日中政府両代表、協議に合意

【大紀元日本6月25日】日中両国の代表は23日、2005年度分の対中円借款に合意し、北京で正式に文書を交わした。借款総額は750億円。

歴史問題および自然資源の開発による日中間の摩擦が起きたため、対中の円借款は今年の3月に中止したが、今月初旬、日中双方はともに緊張を緩和する意向があったため、政府は対中円借款の回復に決定した。

23日、中共外交部(外務省にあたる)の武大偉副次官および駐中の山本日本大使と合意した協議書に署名した。同借款は、環境保護、人材育成および教育を含む中共の10項目のプロジェクトに利用されるという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。