上海:東方航空エアバス、飛行中にネズミ騒動

【大紀元日本6月26日】上海東方航空のエアバスA300型旅客機は21日、北京から上海までの飛行中にネズミが機内に現れ、騒動が起こった。同機は無事目的地に着陸したが、今回のネズミ事件は、安全な飛行に深刻な脅威をもたらしたとみられている。上海「東方早報」紙が伝えた。

同機は約1時間の飛行中に、突然乗客が「ネズミ、ネズミ!」と叫び出だしたと同時に、ネズミが通路を横断するのを何人もの乗客が目撃、乗客は直ちに乗務員に報告した。

目撃者・林氏は、乗客らの叫び声に驚いたせいか、ネズミはすぐに身を隠したと話した。その後、乗務員らが何度も機内を捜したが、見つからなかったという。

東方航空会社の職員によると、機内でネズミが発見された騒ぎの後、機内の飛行装置およびケーブルの異常、故障は共に確認されなかったという。

報道によると、同エアバスは目的地に着陸した後、ネズミを発見した際の緊急処置マニュアルに従い、飛行機のすべてのドアを閉め、ネズミの足跡が残るように、機内に白い粉を撒いたという。東方航空側は、念のために同機の出入り口をすべて閉鎖し、ネズミ捕獲のため二酸化炭素を注入したという。しかし、今のところ、ネズミがすでに機外に出たのか、また死亡したのかは不明である。

ネズミがなぜ機内に侵入したかについて、関係者は、「空港の駐機場は非常に衛生的であり、一般作業員のほかに、動物なんていないはずだ」と頭を抱えながら語った。

一方、業界関係者は、ネズミは駐機場から機内に侵入した可能性がないとも言えない、との見解を示した。なぜなら、駐機場は完全密封された状態ではないからである。しかし、最も可能性の高い原因として、荷物の積み上げ、積み下ろし作業の過程にあるとの見方を示した。飛行機に積み上げる荷物が倉庫で保管されている間に、ネズミが入り込んでいたかどうかが問題視されている。

報道によると、このネズミがすでに死亡し、または飛行機から離れたことが確認できるまでに、同機はしばらくの間、運航中止になるという。

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