米科学者の画期的発明、思惟でコンピューターを制御

【大紀元日本6月26日】パリで行われた欧州研究および創造の展示会でこのほど、24対の電極付き帽子をつけた米科学者ピーター・ブラーナ氏は、目を介して意思をノートパソコンへ伝達し、巨大スクリーンに自分の思っている「B-O-N-J-O-U-R」を書き出した。同実演は、会場の科学者らおよび来場者を驚かせた。

ブラーナ氏と同僚は、米国ニューヨーク州政府の助成金を受けて、人間の脳とコンピューターとの境界面( Brain Computer Interface, BCI )における研究で、科学幻想における「精神制御物質」を現実に導いた結果は、人々を驚愕させた。同技術は、人間の脳の情報を文字化し、電子インパルスの形で電極へ送る指令を伝達する仕組みであるという。

研究員のセラサ・セーラース氏は、「筋肉または神経を頼らず、「BCI」は全身不随の患者が言葉或いは動作でコミュニケーションおよび制御の目的を達成できる」と語った。

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