中国貴陽市:民衆の怒り爆発、数百人が警察と衝突
【大紀元日本7月14日】貴陽市で7月10日、出稼ぎに来た労働者が、一時滞在許可証の申請費用の支払いを拒否しただけで当局執行職員らに殴られ大怪我をしたという。事態を知り激怒した数百人の民衆が警察当局と衝突、十数台の警察の車が破壊された。警察側は百人以上の警官を出動、暴動はようやく収まったという。
12日の「貴州都市報」によると、地元の連合防衛隊員3人が10日午後9時頃、沙河花園一帯へ出稼ぎに来ている労働者たちに対して、一時滞在許可証の手続き申請をするように要求した。しかし、畢節地方から来た男性労働者・郭氏は、当日到着したばかりだったので、申請および申請費用の支払いを拒否したため、隊員らにひどく殴られたことが目撃者の証言で明らかになった。これが出稼ぎ労働者の怒りを引き起こし、警察車両が損壊され、警官らは取り囲まれた。騒動は夜中まで続き、警察車両はさらに7~8台被害を受けたという。
同紙記者は病院へ運ばれた郭氏を取材した。同氏は顔面が血だらけ、頭部は包帯で巻かれており、聯合防衛隊員に殴られたと訴えた。医師は、同氏の頭部はCTスキャンの検査が必要であると診断結果には慎重だった。
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