鳥インフルエンザ第一報の農民に、拘置三年半の有罪判決

【大紀元日本7月14日】中共当局に鳥インフルエンザの通報をした容疑で地方政府に提訴された江蘇省の農民・喬松挙氏は、江蘇省高郵人民法院から詐欺罪4件、人民煽動罪2件を立件され、拘置三年半、罰金三万元の判決を言い渡された。中央社が伝えた。

鳥インフルエンザの第一報を伝えた喬松挙氏は、8日の公判で判決を不服とし、上訴すると揚言した。喬松挙氏の姉が、香港「アップル・デイリー」紙の電話インタビューに応じ、「この件は、弟(喬松挙氏)が2005年10月14日に農業部に安徽省天長市の鳥インフルエンザを通報したことに関係している疑いがある…8日の公判では、証人の陳述は全て伝聞であり、聞きかじったもので、具体的な証拠はなく、弟に代わって上訴の準備をし、北京に上京して中央に直接直訴する」と述べた。

報道によると、喬松挙氏に有罪判決が下ってから、中国国内インターネット利用者間に「これは冤罪だ」との反響があり、「一般庶民に通報の義務なし」とする当局のやり方に批判が出ているという。 

2005年11月24日に喬松挙氏が公安当局に拘留された時にも、世論の一部がこれに注目、中国ネットユーザーの多くが「これは安徽省天長市の一件に関係がある」と疑ったという。これに対し「南方都市報」は社説を発表、「当局は、喬松挙氏の一件に関し説明責任があり、大衆の懐疑を解くべき」としている。

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