郭国汀氏:人権擁護運動で、中国司法制度の改革を促す

【大紀元日本7月15日】中国人権派弁護士・郭国汀氏は7月初め、台湾・新竹市で清華大学が主催した「中国人権擁護、台湾は国際社会と同調」と題した座談会に出席し、中国人権の現況から、両岸情勢および貿易危機について、出席者と意見交換した。郭氏は、中国での人権擁護運動の目的は、不公平な司法裁判の現状を徹底的に改変し、すべての人の権利が保障されるようにすることであると説明した。

中国で、外事訴訟事件が勝訴しても、執行された件数はゼロ

郭氏は、高為邦氏の著書『対中投資――あなたが知るべき落とし穴』に記載された事例は、すべてが真実であるとし、これまで、台湾投資家が大陸で中国法律の落とし穴に陥り、誰一人も公正な解決を得た者はおらず、すなわち、過去に起きた数千件の損害を受けた台湾企業訴訟事例の中で、裁判または示談による解決はゼロであると指摘した。また、仲裁または示談によって解決された案件は、往々にして、台湾側が最大限の譲歩をしたから可能になったと述べた。

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