新華社ネットに新たな動き、中共上層部内の亀裂
【大紀元日本7月17日】新華社ネットは7月1日より相次いで、法輪功を中傷する文章を転載した。しかし、これまで法輪功を中傷した手法と違い、今回はすべて新華社ネットのみでの発表である。掲載されたすべての文章は、6月30日に新設され法輪功だけを中傷する新しいサイトからのもの。また、新華社ネットは7月5日に、脱党を攻撃した文章も掲載したが10数時間後に取り外されたという。
前北京大学副教授・焦国標氏は、新華社ネットの同やり方は、まさに妥協行為であると指摘し、中共当局には法輪功関係対応では異なる力が同時存在していることを意味し、法輪功および脱党について、相違する意見が出ているとの見方を示した。
法輪功問題を常に注目している評論家・張杰連氏は、同問題は現在、中共上層部の中では、論争の焦点になっていると指摘した。江沢民氏は弾圧を強引に押し通したのに対し、胡錦濤氏は弾圧には興味を示さず、脱党に関心を寄せているという。法輪功問題に対して、両派の権力および利権の衝突における権力バランスは、新華社ネット上でも表れていると分析した。
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