インタビュー:光回線契約者数、首都圏単月シェアを来年度に5割へ

 KDDIの光ファイバー事業を統括する牧俊夫・執行役員は19日、ロイターとのインタビューで、首都圏における光回線サービスの新規加入者数の単月シェアを、来年度中に5割にしたいとの目標を示した。

牧執行役員は、NTTに圧倒的な差をつけられている光回線の契約者数について「来年度にはNTTに競争相手として認めてもらえるようもっていきたい」と述べた。そのうえで「単月ではそれなりの戦いをしなくてはならない。新規で5割ぐらいを取っていく」と語った。

KDDIは今年6月、家庭へのアクセスをもつ東京電力の光回線を統合し、首都圏で新たなサービスを開始した。東京電力と合わせ、今年度末までに累計で77万契約の獲得を目指している。NTTは今年度末までに累計612万契約を掲げている。首都圏における新規加入者数の単月シェアは、NTTが8割以上のシェアを占めている。

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