江蘇省の化学工場が爆発、30数人が死傷

【大紀元日本7月29日】江蘇省射陽地区の化学工場で7月28日、爆発が発生した。12人が死亡し、7千人が緊急避難した。死者の数がさらに増える見込み。

中共の政府メディア「新華社」の報道によると、28日午前8時45分頃、射陽地区臨海鎮化工園にある氟源化工工場で激しい爆発が発生した。当日午後3時までに死者が12人、4人が行方不明、19人が負傷し入院治療を受けているという。爆発の直後、現地政府は約千人の救援チームを派遣した。

現在、爆発で起きた火事は、すでに鎮火したが、現場では毒ガスが少しずつ漏れだしている。現地政権は同化学工場の排水管を全部塞ぎ、半径2キロ以内の住民7千人を緊急避難させた。

同工場は中国とドイツの合弁企業で、試運転中にフッ化反応釜が爆発したという。爆発現場の生産エリアは全壊し、建物の骨組みしか残っていない。工場の半径5百メートル地域には立ち入り禁止の警戒線が張られた。

環境保護部門は、事故現場の大気と水質を24時間フルタイムで測定を行っているもよう。

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