何清漣氏新著「中国の嘘――恐るべきメディアコントロールの実態」、台湾で発刊
【大紀元日本7月30日】米国在住の中国人ジャーナリスト、社会経済学者・何清漣氏の新書『中国の嘘――恐るべきメディア統制の実態(中文版書名;霧鎖中国)』が、このほど台湾で出版された。同書は「中国人権」団体へ提出した専門報告書『中共政府は如何にメディアをコントロールするのか』をベースに加筆し、合計25万文字の著作。中共政権によるメディア統制についての専門書として高い評価を受けている。日本語バージョンはすでに昨年扶桑社により出版された。
著者はメディア関係者の一人として、大量の事実に基づいて、法律、法規、政策から、政府各部門の具体的運営、新聞関係者の声までの資料を集め、中共当局のメディア制御を全面的、系統的に分析している。
台湾・国立台湾大学新聞研究所所長・張錦華氏によると、著者の何氏自身は中国大陸の「特区経済雑誌」「深圳法制報」で、編集記者としての経験が数年あり、社会経済学者でもあるため、中共当局によるメディア制御は自ら経験しているという。整理された資料も刷新されており、学術界に資すると高く評価した。
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