軍隊の賃上げから見る中国共産党の危機
【大紀元日本8月1日】中国共産党の軍隊は7月1日から、成立以来最も大幅な賃上げを実施した。中共解放軍の賃金が約2倍になり、中でも中下級の将校・士官の増加幅は最も高い。専門家たちによると、こうした措置は、共産党が生存危機を感じ、独裁統治を強化するため軍人の好感を買うことで、自身の不安を払拭したい心理状態を反映しているという。
軍隊で大幅に賃上げをした後に、中南海は公務員の賃金もあげるという。軍隊と公務員は当局の二大要員陣で一千万人にも及ぶ。賃上げの財源は、数十億ないし数百億にも及び、すべて中国の民衆が汗を流して納めた税金である。
大幅の賃上げ
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