中共軍部の最高司令官:台湾海峡の平和を壊しても、台湾の独立を絶対に容認しない
【大紀元日本8月4日】中共の8月1日の「建軍節」(軍が設立された記念日)を前に、中共国防部(日本の防衛庁にあたる)は7月31日に祝賀イベントを開き、その席で国防部長・曹剛川氏は、軍は中央指導部が制定した対台湾政策を堅持すると繰り返し表明、台湾の独立を断固として容認しないと強い口調で力説した。
BBCの報道によると、中共国防部は北京の人民大会堂(日本の国会にあたる)で軍の設立79周年祝典を開催した。中央軍事委員会の副主席、国務委員兼国防部部長の曹剛川氏は、国内外の招待客に祝辞を述べる際に、中共政権の主要利益は、主権と領土を守り、国家の統一を実現することであると発言した。
曹剛川氏は、中共軍隊は「中央指導部の台湾問題を解決する政策と方針を堅持し執行する」「台湾の独立を絶対に容認しない、台湾の独立を煽ぐ分裂勢力はいかなる名義、いかなる手法を用いて、台湾を祖国から分裂させようとしても、そのことを断固として容赦しない」と発言した。
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