インド:地下鉄警備、猿を持って猿を制す

【大紀元日本8月5日】インドの首都ニューデリー市当局はこのほど、1匹のハヌマンラングール(の一種)を採用、地下鉄警備に当たらせている。賃金は毎月約1万7千円で、現金ではなく、代わりに好物のバナナを与えている。

猿はインドでは、神様として神聖に扱われているため、悠々と街で生活している。最近、サルは地下鉄に乗り込んで、乗客にいたずらする事件が多発している。ニューデリー地下鉄の一部が高架橋で市街区を通り抜けているが、この部分は、ちょうどサル達の「常駐地域」で、猿たちが地下鉄の線路を占領するのも度々、安全運行に問題が来たしている。

神様の猿を強制排除することができないため、ニューデリー市政府は 「猿を持って猿を制する」という対策を持ち出した。 

ハヌマンラングールは、体型が大きく、凶暴そうな容貌。いたずら事件をよく起すアカゲザルたちは、ハヌマンラングールを見るとすぐに逃げ出すことから採用した。

その働きぶりを期待されているものの、効果のほどは定かではないため、試用期間を設けているという。

関連記事
欧米諸国がロシアへの経済制裁を強化するなか、インドは、ロシアの物資やエネルギーの輸入を増やしている。欧米諸国の […]
ウコン(ターメリック)には抗炎症、抗酸化の効能があります。 ウコンパウダーを日常の飲食に効果的に活用すると、肝臓や心臓血管を保護することができます。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)23日付は、中国当局がスリランカ北部沿岸地域でナマコ養殖業への支援を通じて、同国への影響力拡大を図っているとの見解を示した。
陸上自衛隊は対テロ能力を向上させるため、2月下旬から3月上旬にかけてインド陸軍と実動訓練「ダルマ・ガーディアン21」を実施する。屋内での実弾射撃訓練や市街地戦闘訓練などはいずれも初となる。岸信夫防衛相はインド軍との共同訓
インド国税庁が15日、脱税捜査の一環として中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のインドにある複数の事務所を家宅捜索したことがわかった。