中国南部:大型台風被害、死者111人

【大紀元日本8月12日】半世紀以来もっとも猛烈な台風8号(中国名:桑美)は10日午後、最大風速60メートル/秒で浙江省温州に上陸し、深刻な被害をもたらした。温州市民政局の統計によると、この影響ですでに死者111人、行方不明者11人が出て、直接的な経済損失は6億米ドル(約702億円)を超えたという。

中国メディアによると、11日朝までに、浙江省と福建省両省で160万人が避難したという。また、東南沿海地区では200万人以上の被災者が出て、2万棟近い家屋が倒壊し、深刻な被害になったと報じた。被害は拡大しているという。

一方、浙江省蒼南県では強風に襲われ、深刻な被害を受け、地元のみで43人の死者が出ているという。同県では、平均降雨量が300ミリを超え、田圃約2万ヘクタールが水浸しになった。

浙江省に上陸した桑美は現在、熱帯低気圧に変わり、勢力が弱まったという。

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