軍備技術情報漏洩、在日ロシア人を書類送検
【大紀元日本8月20日】スパイ天国と言われる日本では最近軍事情報漏洩報道が絶えない。その中に、中国共産党や北朝鮮以外に、元共産党国家であるロシアも日本軍事情報を狙っているという。多数の事件を通じて防衛庁は注意し始めた。
大手光学製品および半導体生産メーカーのニコングループ(Nikon Group)の元主任研究員(47)が軍事用の光学通信関連技術を在日ロシア通商代表部職員のロシア人(35)に渡した容疑で、警視庁公安部は今月10日、2人を書類送検した。しかし、書類送検されたロシア人は裁判所に出頭する命令を受け取った後にロシアに帰国したという。
調べによると、このロシア人はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)に所属し、昨年3月からこの元ニコン研究員に接触し始めたという。同10月まで、ロシア人は数回わたって、東京都内の居酒屋で元研究員を招待し、元研究員に数百万円の現金を渡し、ミサイルの発射目標を探知するための「可変光減衰器(VOA)と赤外線感知技術を渡すよう要求したと見られている。
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