中国老齢人口の絶対値は世界トップに

【大紀元日本8月21日】中新網によると、中国老齢工作委員会辦公室主任・李本公氏が、最近、メディアに対して中国の高齢化の現状及び発展の趨勢について紹介した際、次のように述べたという:中国においては、現在、60歳以上の人口がすでに1億4300万人に達しており、総人口の11%を占めているが、これが、2020年には17.2%、2051年には31%を占めるという。また、老齢人口の絶対値は世界のトップであり、世界の老齢人口総数の20%、アジアの50%を占めている。2050年において、中国の老齢人口の総数は4億人に達する。

また、李本公によると、国の高齢化社会には、次の3つの特徴があるという。

第一に、豊かになる前に高齢化社会を迎えている。先進国が高齢化社会に入る際、一人当たり国民総生産は、基本的に5000ドル~1万ドル程度である。しかし、中国が高齢化社会に入るに際して、一人当たり国民総生産は1000ドルにも満たない。

第二に、「空巣(子供が巣立ち、親の世代しかいないこと)」老人が急速に増加しており、三世代が一同に暮らすという伝統的な家庭がますます減少している。

第三に、農村において大量の「留守老人(子供が外に働きに出ているため、家を看ている老人)」が発生しており、家庭が老人を養う機能は日増しに弱体化しており、多くの老人に生活の保障がない。

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