中国江蘇省:立ち退き拒否した村民、作業員から暴行受け死亡

【大紀元日本8月23日】中国江蘇省江陰市澄江鎮要塞村五組の村民・何国生さん(43)は、立ち退きを巡り当局と対立していたが、8月13日夜11時過ぎに、取り壊し作業員らから自宅でひどく殴打され死亡した。博訊ネットが伝えた。

情報筋によると、何氏の兄は当局に強制されすでに立ち退き協議書に同意の署名をしたが、何氏は始終同意しなかったという。13日午後11時過ぎ、寝ていた何氏は3階の物音で目が覚めた。同氏が3階へ上がっていくと、幾人かの作業員らが建物を取り壊し始めていた。同氏は直ちに部屋 に戻り、妻・李愛明氏に「大変だ。この間、我々と喧嘩した作業員がすでに3階に上がっている、早く逃げよう」と告げた。何氏は直ぐに外へ飛び出したが、ドアの外にはすでに多勢が同氏を待ち構えていた。何氏は彼らに囲まれてひどく殴られ失神した。村民たちは警察に通報し、同氏を病院へ運んだが死亡した。

博訊ネット記者は何氏の妻・李氏にインタビューをした。李氏によると、何氏は同日夜に作業者が自宅に侵入したことを知り、恐ろしくなって直ぐに逃げようとした。李氏は、部屋の外で重いものが壁や床に当ったりぶつかったりした際の大きい音が聞こえたので、恐怖に陥って部屋に身を隠した。しばらくしてから外に出ると、すでに逃げたと思っていた夫が殴打されて失神し床に倒れていた。李氏は、殴られた夫の顔が見るに耐えないほど変形していたと語った。目撃者によると、何氏を殴打した犯罪者たちは緑の帽子を被り、手に警棒および刃物をもっていたという。

情報筋によると、惨殺事件発生後、警察が現場検証を行ったが、いまだに誰も逮捕できていないという。

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明