重要容疑者証言:北朝鮮は高精密度・偽ドル札を製造

【大紀元日本8月31日】韓国国家情報院上層部によると、米国に訴えられた偽ドル札密輸容疑者が、北朝鮮が精度の高い偽ドル札の製造を行っていることを明らかにしたという。

「朝鮮日報」によると、証言したのは、重要容疑者とされている中国系米人・呉兆東氏。米当局関係者は北朝鮮が偽米ドルの製造をしていると指摘していたが、重要容疑者による法廷での証言は初めて。

報道によると、米連邦調査局(FBI)、中央情報局(CIA)、法務省および財務省からなる連合調査チームは、昨年8月に米国内で、偽ドル札および偽ブランド・タバコを密輸した59人の容疑者を逮捕したという。容疑者らは、数百万にも上る偽ドル札、4千万米ドルに達する偽ブランド・タバコおよびミサイル部品等の密輸を企んでいたという。

外交関係者によると、米当局は同件について審判を行っており、1~2年内で判決を下すとみられる。審判の進行により、容疑者は密輸を認め、流通経路を暴露する可能性があるとされ、国際社会における北朝鮮の立場は、ますます孤立するであろうとみられる。

関連記事
人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」ソフトウェアに対するハッカー攻撃で6.15億米ドル(約780億 […]
[東京 24日 ロイター] – 海上保安庁は、防衛省の情報として、24日午後に北朝鮮から発射された […]
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は21日、北朝鮮に対し、政治犯収容施設で劣悪な環境に置かれた多数の人々を解放するよう呼び掛けると同時に、国際社会に核問題とともにこの問題を取り上げるよう促した。 キンタナ氏は、2014年の国連調査で最大12万人が収容施設で拘束されていることが判明したとし、その後も施設に関する報告を受け続けていると述べた。
[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた